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日々学校や雑誌や本から学んだコト。
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甘えと依存の境界線は難しい。

きっと境界線って無くて、狭間の領域があるんだろう。
見る人によって、解釈の変わる、フィールドがあるんだ。


「私はあなたを愛している」

違うでしょう、それは、依存したい気持ちを奥に隠して、いい顔をしているだけでしょう?

あなたが私の願いを叶えてくれるような気がするから、それにすがっていたいんだ。

ありがとうも、ごめんなさいも、心のそこからは生まれていない。

見捨てられたくないために、必死に繋ぎとめようとしているだけ。

そんなあなたへの思いは、間違っている。

だから、私は、この気持ちを言わない。

あなたに重荷になるだけの依存を、押し付けたくない。

そんなふうに、一人で考え込むことすら、あなたは怒るのだろうか?

信じたい

信じたい。

だけど。

信じられない。

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自分が欲しいものってなんなのか

それを探したいの

洞窟の中をぐるぐる廻るのはもううんざりするの

蝶の様にひらひら舞いたい

さなぎから早く孵りたい


触れて欲しいの

あなたに

解放して欲しいの

あなたのその腕で

鍵を開けて

今まで付き合ってきた人たち
わたしは彼らのことを、
本当に好きだったろうか?

そんな言葉が最近
私の中をぐるぐると這い回っている

寂しい気持ちの穴埋めだったのだろうか
ドラマのような一時の情熱に、あこがれていたんだろうか

過去は振り返っても仕方が無いのかもしれない
だけど
そこにいた私はとても浅はかでとても恥ずかしい

今の私は少しは変われたの

NO。

何にも変わっていない気がする
ただ少しだけ、人の痛みがわかった

だから私を好きだといってくれる人の痛みもわかる
好きなのに好きになってもらえない痛みもわかる
でも
好かれても好きになってあげられない痛みもわかる

だって人なんだもん。

自分が思うようには、相手は思ってくれない

この皮膚の外側は全部他人。

どんなに触れたって
私とは別の固体。

だから分かり合いたい
少しでも距離を縮めたい

でも近づけない
自分が傷つくのが怖いから。

まだまだ自分が可愛いお子様で
愛情の意味だってきっとわかってない

そんな私に恋愛なんて似合わないね

あなたの大きな優しさが
私の小さな勇気に変わり

音速ライン 青春色

******************

一人になるのは寂しい
だから恋愛をしたがる

人を好きになって恋が生まれるんじゃない
恋をしたくって人を好きになる

こんな矛盾
いつまで続けるつもり?

私の本当の寂しさを
置き去りにしているのはこの私なのに

私の本当の寂しさのために
何かをできるのは
私だけなのに

どうして築くのは砂の城
お気に入りの花もいつも枯らしてしまうのね

あっという間に波にさらわれて
花びらは広い海の塵のよう

胸に咲いたたくさんの花を
今度は枯らさないように

もろい茎の一つ一つすら
丁寧に抱きしめるわ

目を閉じて
頬をうずめるの

聞こえてくる
心の臓の音

真絹の上で
赤い花を抱えたまま
私はゆっくりと眠りに落ちる

ホントの恋を夢見て

「eensy-weensy モンスター」 津田雅美

私は津田さんのマンガが大好きです。
といっても、読んだことがあるのは、カレカノとこの本だけですが。

マンガというより、小説と美術の融合みたいな感じですね。

マンガとしてみるよりも、小説とマンガの中間として読むのがあいます。

この訳して「小さな怪物」となるeensy-weensy モンスター。
温和な女の子の心に潜む、人に暴言を吐いてしまう部分と、それと戦う本人。
この女の子、七花は、一人の男の子をものすごく嫌っています。
普段は人をそんな風に思ったりなんて全然しないのに。

その男の子がもう一人の主人公、葉月。
彼は顔がよく、勉強もでき、スポーツ万能と全てのモテ要素を持ち合わせた人間。
それ故に、女の子にちやほやされ、自分のことしか好きではない、薄っぺらな人でした。

七花は、彼のそんなところが嫌いだったのです。

それが七花の怪物を目覚めさせた、つまり、彼女に自分のそういう部分について自覚させるきっかけになったのです。

モテまくる葉月は、何でそんなに自分のことが嫌いなのか、理解できませんでした。
それを率直に本人に尋ねてしまいます。
彼は自身があったのです。

七花の怪物は暴走、普段なら絶対に言わないような、本音、暴言の数々。

「頭が良くても中身は薄っぺら」

しかしそんなことをいわれたにもかかわらず、自信満々な葉月は、七花の感覚がおかしいのだ、と考えていました。
その出来事を取り巻きの女子に言うと、なんと、周りの女子たちも同じ考えだというのです。

「王子(葉月の愛称)は、自分のことしか好きじゃないじゃん」

まさにそのとおり。

彼は気づきます。自分の本当のことに。

そして本当のことを言ってくれた七花に感謝します。そして友達になります。
七花も、最初は近づかないで欲しいと思っていましたが、本当のことに気づき感心した葉月と友達になり、本当の彼を知ることでそれも解消。とても仲良しになりました。


そして二人はお互いを好きになりますが…。

七花の怪物が時々暴走をします。
七花はこれが大嫌いでした。

しかし、葉月はそんな怪物の部分が好きだといったのです。
自分の怪物の部分を受け入れたくない七花は、次第に葉月から離れます。
彼が好きになったのは私じゃない、私が認めたくない私の嫌なところ。
私じゃない…。

葉月にはそのことがいえませんでした。
今の葉月はもう怪物を飼っていないから。
そんな葉月にはこの自分の怪物と向き合う辛さもわかってもらえないだろうと。
会話もほとんどしなくなりました。

その怪物と自分はどう向き合っていけばいいんだろう?

七花は親友の二人にたずねます。
そこで得たのは思いもよらぬ答えでした。

「怪物に支配されてしまったらおしまいだけれど、
 怪物と向き合うことは、この世界の複雑さを見せてくれる、
 心を豊かにしてくれるものだと思うわ」


そして葉月に、正直に自分のこんな怪物が嫌で、そんなところを好きでいてくれても、それは私じゃないから…それにこの怪物と向き合っていくのが私には苦しいと、伝えました。

葉月の答えはいたってシンプル。

「七花がオレの怪物を抹殺してくれたように、これからはオレが七花の怪物を抑えたい」


一人で考えていかなくてもいいんだよ、答えは一緒に探そう。

そしてハッピーエンド。

そんなお話。

**********************

自分の中の怪物。
私の中の怪物ってなんだろう?

今私が思う私の怪物は、周りによく見られようと、見栄を張るところです。
そう、別のいいかたなら、本音をいえないところ、ともいえるかもしれません。

この二つはちょっと違うものだけど、私の中では、後者が前者の原因になっているんです。

これをこれからどうやって解決していこうか。

七花には、それをサポートしてくれる人が現れました。
残念ながら私にはそんな存在はいません。

だからことそ、自分を追い詰めすぎず、ゆっくり向き合っていかなければなりません。

そう、ゆっくり、時間をかけて。

とっても大きな課題ですね。
でもこれを乗り越えられたら、ちょっと、大きな人間になれるんじゃないかなと思います。

今年の目標は、めげない、ですから。
逃げずに、のんびり、頑張ります。





 



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