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日々学校や雑誌や本から学んだコト。
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人を理解したいと思うほどに
なんだか心は捩れていくようだ
人を包み込みたいと思うほどに
私は私の存在を消していく
 
でもそれでは
ダメだとわかっている
 
私が私の身を切り裂いて
相手に尽くすことを
相手はうれしいと思うだろうけど
きっと辛くも思うんだろう
 
今も本当のことは言えないまま
 
時間だけが
先へ先へ
どんどん進んでいってしまう
 
この溝は
修復可能なのか
それとも
そもそも繋がってなんていなかったのか
 
海の向こう側で
きっと君は一人泣いている
 
道が無いなら泳いでいく
 
君を泣いたままでいさせる辛さに比べたら
冷たい海でもがいて進むほうがずっといい
 
深く果てしない隔てを超えて
 
簡単には踏み込めないその先までいきたい

人を思い
捩れたその心を
 
複雑に絡まった不幸を
ゆっくりと解いていこう
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「もう君とは離れたい」

それは、イコール嫌い、では無いことはわかっている。
だけどとても悲しかった。

どうしてなんて聞かない。
理由はなんとなくわかっている。
どんな相手と付き合っても、最終的な問題が解決しない限り、私は同じ終わりを繰り返すのだろう。

いや、私に限らずである。

むしろ毎回違うというのも、そうそうはないだろう。

人間だから、変われない部分もある。
そこは、変わってはいけない部分でもあるかもしれない。

私はそこをゆずらないから、いつも最後はこんな終わりをするんだ。

「だって何にも言ってくれなかったじゃないか
 言ってくれなきゃわかんないよ」


私はそれは、理解しようとする気持ちが、相手にも足りないんだと思う。
だって、私は誰にも心を全く開いていないわけではないから。

そう、私は君を信じられなかった。
君も私に信じてもらうことを諦めた。

いつもはじめに君はいう。

「僕は君を信じる、君を悲しませたりしない。」


あぁ、なんてウソツキなんだろう。

もうはじめから
「信じ切れない」って
言ってくれたほうがいい。
「信じる」なんて
嘘をついてくれなくていい。

私が好きなのは、「私を信じてくれる君」じゃない。
そんなんじゃなくていい。

ただ、心を隣においてくれればいい。


ただシンプルに

ただ、一つの命として

共に。

それだけ。


いつもそれ以上を求めて、分かり合えなくて苦しい。
毎日毎日どうやって、内側に入ろうか考えている。

別々の個体同士だから。
溶け合えないから。

だからとなりでいい。

これは溶け合えないことへの諦めではない。

純粋な私の願いごと。


私の隣の空白に
いつも君の暖かいにおいがあってほしい。





自動販売機のボタンを押す
出てきたのは夢とか希望じゃない
ただ、毎日をすり減らすだけの僕の、のどを潤してくれる水分を詰めた、缶一つ。
がこん、の音一つで終わる、僕と自販機との関係。
ありがとうございましたの一言でも言ってくれたら、マシーンだって可愛く思えるのにな。

そう、なにものとも、言葉なしには意思疎通できない。
犬にだって猫にだって、皆わかって欲しくて話しかける。

受け取る言葉が心地いいことはそうそうない。
褒め言葉だって、そんなの社交辞令やお世辞だって思って、素直には受け入れられない。
発する言葉はいつだって自己主張だから、発散できて気持ちがいい。
世辞だって発すれば、自己満足になる。
意味が無くたって微笑めば、悪い印象は与えまい。

そう、なにものとも、うわべでもやり過ごせる。
人だって、それがどこまで上っ面なのかなんてわかりはしないだろう。

僕を本当に見つめてくれる人意外、本当の僕を知る必要性は無い。
ただなんとなくそこにいて、雰囲気を壊さないで、一緒に笑っていれば、皆、満足だろう。

冷えた缶コーヒーを、のどを鳴らして飲む。
味覚の満足は、一瞬だ。
より美しい一瞬をえるために、人は労働意欲に掻き立てられたりもする。
腹に入れば、味に関係なくカフェインが僕をたたき起こそうとするだけなのにな。
そう知っているけれど、おいしいものは、止められない。

中毒。

人間は、既にたくさんの欲望を持ちすぎている。


あれがないこれがないほしいほしい

それを満たすための経済活動、学問、労働

きみがほしいそばにいてどこにもいかないで

繋ぎとめるための試行錯誤、化粧品、洋服

僕は、缶コーヒーが、自販機から出てくる音を聞くとき、自分が生きていると実感する。
ごとん、という音が、僕が選択して生み出したと、そう思わせてくれる。

ひやりとする缶コーヒーを取り出し口から救い出す一瞬。
やっと手に入れたという気持ち、それを満たしてくれる。

缶コーヒー一つでそんな欲みたせやしないって?
手に入れることは当たり前?

皆はなぜそれを当たり前だと思うのか

皆はなぜ指先に触れる幸せを忘れてしまったのか

僕にとってはこの120円の缶コーヒー一つだって、頑張った成果なのに。

だから最後まで、大切にする。
今日も缶コーヒーを綺麗に飲み干して、きちんと缶専用ゴミ箱に捨てる。
今日もあの箱に乗って、明日の一瞬の幸せのために、働く。

君の渦に
私は簡単に飲み込まれる

傍に居たくて


離れていても笑えるけれど

どこかに本物は置いてきてしまったよう


花は水がないと咲かない

このままだと私は枯れてしまうな


早く気がついて
愛情を注いで

そうしたら


もっと綺麗に咲くから


もっと優しく
笑えるから

さらば
終わりなき日々よ

私はここに宣言しよう

最大のチカラで
逃げ切る、と。



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